サーマルの原理

サーマルは暗視機器という点では同じくナイトビジョンですが、コチラは物質の発する熱(赤外線エネルギー)を 感知し、 その温度差を映像として映し出す機器です。  サーマルは最先端技術を必要とする検知器と非常に高価なレアアース、ゲルマニウムを対物レンズに使用しているため、近年安くなったとはいえ光増幅式ナイトビジョンに比べると価格が高いことが難点です。 またその特質上ガラスを通しては見ることができないとい欠点もあります。 しかしながら光増幅式型と違い霧や靄などに強く、また光を全く必要としないことからナイトビジョンの理想形と言われています。

サーマルの主な特徴

優位点

  • 光を全く必要としない
  • 煙や霧や靄に強い
  • カモフラージュ(偽装)や保護色動物に強い
  • 赤外線や熱エネルギーを発生放射しないため他者のナイトビジョンからも発見されにくい

劣位点

  • ガラスを通して見えない
  • 人の表情など細かい部分はよく見えにくい。 温度差のない物は地図や標識であっても輪郭しか見えない。
  • 光増幅型ナイトビジョンに比べ作動時間が短い。
  • 光増幅型ナイトビジョンに比べ操作が複雑

サーマル機器取扱い注意点

  1. ゲルマニウムはデリケートです! サーマル機器は電源を切った状態であっても対物レンズを太陽や、溶接など裸眼で直視できないような過度な熱光源には絶対に向けないでください。
  2. 国外への再輸出は禁止されています。 海外旅行の携行品としても国外への持ち出しは法律で禁止されています。